宿曜がわかる

旧暦カレンダー

用語集

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旧暦

旧暦とは、現行の暦に改暦される以前に使用されていた「古い暦」という意味です。

日本では明治の改暦まで太陰太陽暦を使用していたため、日本にとっての旧暦は太陰太陽暦(天保暦)です。

西洋における旧暦「O.S.(old style / old calendar)」は、太陽暦であるユリウス暦を指す場合もあります。

現在、日本では「旧暦」という言葉が「太陰太陽暦の通称」のように使われています。


新暦

新暦とは、現在使用されている最も新しい暦のことです。

現在は、グレゴリオ暦が世界共通の暦として使用されています。

グレゴリオ暦は、ユリウス暦から改良された太陽暦です。

もしも再び改暦があれば新暦も旧暦となります。


太陰太陽暦

太陰太陽暦とは、月の満ち欠けでひと月を数えながらも季節とのズレが大きくなり過ぎないよう時々閏月を設ける暦です。

ひと月は、新月の日(朔日)から始まり上弦、満月、下弦を経て次の朔日前日までとなります。

太陰太陽暦は、閏月を二十四節気を基に設けます。

閏月の設け方のことを置閏法と言います。

置閏法では「春分を含む月を旧暦2月とする」などのルールがあります。


二十四節気

二十四節気は、一年を太陽黄経によって24等分しそれぞれに季節の名を付けたもので、12の正節と12の中気から成り立っています。

正節とは「大雪、小寒、立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬」、中気とは「冬至、大寒、雨水、春分、穀雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪」です。

正節の「立春、立夏、立秋、立冬」を合わせて「四立」と言い、中気の「夏至、冬至」と「春分、秋分」を合わせて「二至二分」と言います。

二十四節気の正節から次の正節前日までの期間は十二支で表されます。


二十七宿

二十七宿は、旧暦に対応しています。

旧暦の各月の朔日と二十七宿の対応は以下の通りです。

旧暦1月1日=室宿

旧暦2月1日=奎宿

旧暦3月1日=胃宿

旧暦4月1日=畢宿

旧暦5月1日=参宿

旧暦6月1日=鬼宿

旧暦7月1日=張宿

旧暦8月1日=角宿

旧暦9月1日=氐宿

旧暦10月1日=心宿

旧暦11月1日=斗宿

旧暦12月1日=虚宿


本命宿

本命宿とは、自分の生まれた日の二十七宿のことです。

二十七宿は、決まった旧暦の日付に対応しているため、生年月日を旧暦に換算することで本命宿を調べることもできます。


宿曜のしくみ

グレゴリオ暦に二十七宿が記載されている場合、時々宿が重複していたり飛んでいたり戻ったりしていて連続性がない部分があることにお気づきの方も多いと思います。

これは二十七宿が旧暦に対応していることが分かれば理解することができます。

当サイトでは宿曜占星術のしくみを分かりやすく表現するため、旧暦の各月ごとの暦を記載しました。

七曜陵逼(凌犯期間)と六害宿については、こちらのサイトで作成しましたので、合わせてご覧いただければ幸いです。